ボストン(Boston)
☆ボストン(アメリカ)Boston
1976年MIT(マサチューセッツ工科大学)出身のトム・シュルツと後は寄せ集めで結成されたアメリカのプログレ・ハードのバンド。 トムがボストンに住んでいたので、バンド名はボストン。 壮大な宇宙的な広がりがあるわ。 モア・ザ・フィーリングは大ヒットして、去年車のCMに使われていたわ。
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永遠の序曲(Left overture) 76’
☆カンサス(アメリカ)Kansas
文化の違いからアメリカではプログレのバンドは育たないっていわれたけど、見事にハードなサウンドとプログレを融合したのがこのカンサス。 でもやっぱりヨーロッパのプログレとちょっと違うのよ。 ピリピリした緊張感がないの。 雄大で伸びやかに感じるのは、きっとヴァイオリンが入っているせいね。 カンサス州出身のメンバーによって結成されたので、バンド名はカンサス。 英語読みではカンザスだけど、何故か日本ではカンサス、濁らないわ!
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ザ・デフィニティヴ・アメリカ(ベスト)
☆アメリカ(アメリカ)
70年代アメリカの3人組のフォークグループ、「名前のない馬」などのヒットがあるわ。
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ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)86’
☆ヨーロッパ(スェーデン)Europe
1983年デビューの北欧メタルの代表的なバンドで、様式美を重視して、日本人好みの哀愁を帯びたメロディアスなフレーズが特徴ね。 メタル系のファンってむさ苦しいお兄さんばっかりだけど、メンバーが美形揃いだったからメタル系では珍しく女性ファンをとりこんだ日本で初めてのバンドじゃないかしら。 日本でとっても人気があったわ! ロッカーも顔が命ね! このアルバムのタイトル曲ファイナル・カウントダウンは世界的に大ヒットしたわ。
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詠時感(エイジア)~時へのロマン(ASIA) 82’
☆エイジア(ASIA)♪(イギリス)
80年代になると、イギリスのプログレのバンドは相次いで解散。 スティーヴ・ハウ(YES)、ジョン・ウェットン(キング・クリムゾン、UK)、カール・パーマー(EL&P)、ジェフ・ダウンズ(YES,バグルス)が集まって鳴り物入りでデビューしたスーパーバンド。 83年の初来日公演は、アメリカに衛星中継されたわ。 バンド名エイジアに特に意味はないの。 ヨーロッパは、日本語読みしてるのに、何でエイジアは日本語読みでアジアってしなかったのかしらね。
デビューアルバム「ASIA」は、予想を裏切るポップな曲にプログレファンからは大ブーイング! しかし、ヒート・オブ・ザ・モーメントが大ヒット、デビューアルバムは全米1位9週の快挙。 日本では、某評論家に「産業ロック」と揶揄されたけど、3分の曲の中に「今でも俺たちはプログレのミュージシャンだ!」という誇りが一杯詰まった名盤よ。
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錻力の太鼓(TIN DRUM) 81’
☆ジャパン(イギリス)Japan(舞台でのみ追加)
80年代前半 中心人物デヴィッド・シルヴィアンの美貌 + 日本のヴィジュアル系バンドがお手本にしたメイク、彼のオドロオドロした低音とテクノ系の先鋭的な音が作る耽美な世界が、名前の通り 日本で熱狂的に受け入れられたの。 「錻力」 とかいて ブリキ と読むのよ。 「錻力の太鼓」 は、テクノ系の名盤よ。
バンド名のジャパンは、デヴィッド・ボウイの 「ジギー・スターダスト」 の歌詞 「日本から来た男」 からとってね、デヴィッド・シルヴィアンの芸名も 「ドライブインの土曜日」 の歌詞から取ったのよ。 坂本龍一教授と親交があって戦メリのテーマ曲を歌詞入りの“Forbidden Colors(禁じられた色彩)“を歌っているわ。
あと地名のついたバンドで思いつくのは、シカゴ、ブラック・オーク・アーカンソー、イングランド、UK、ベルリンかしら。 |