【愛知厚生年金会館】
名古屋
6月21日19:30〜
(本来18:30〜) |
<会館へ辿り着くまで>
「台風、どうなっちゃうか、わかんないから、少し早めに行こうか〜?」 と、元々お昼前につく予定をさらに繰り上げて、友人と近鉄電車の駅へ。 事前に購入しておいた券を特急券に交換してもらうため、嬉々として窓口に提示すると、、、「特急、動いていませんよ」
うそっ!? パニくる私たち。 「動いてない!? 行けないの!?」 顔を見合わせ、目をぱちくりさせ、気を取り直し、「急行だったら、どれくらいで行けますか?」 駅員さん「今は動いていますけど・・・」 再び顔を見合す私たち。 「途中で動かなくなったら、まずいよね」 「新幹線、どうだろう?」
ということで、急遽、新大阪へ。
「動いてるかな〜?」 ドキドキしながら駅に到着。 動いててくれた〜〜!(嬉)
私たちの乗った新幹線は、途中、10分くらい動かなくなって、その間、風で揺れる、揺れる。 「ぐらぐら ロッケンロ〜〜〜♪」などと陽気に歌いながらも怖いのなんの。 1つか2つ後の新幹線に乗った友人は、もっと凄いことに。 新幹線の中で3時間缶詰になってました。
でも、その後がもっとひどくて。 新幹線、止まってしまいました。(-_-;) 行けない人が出ちゃいました。 それにしても、ふつう飛びますか?ホテルの屋根。 3時間缶詰になった友人は、とてもくたびれたと思うけど、もしかしたら、同じ電車にヘドウィグご一行様も乗ってたかも!ってのが、後から分かりました。 良かったね〜♪です。
予定より10分遅れで名古屋入りした私たち。 「これを着るんだよ、じゃぁ〜〜ん!」用意してきた衣裳を見せあったり、「スワロフスキータトゥ、(おでこに)貼って、貼って♪」 「ランチ、どこにする〜?」と、まだまだこの頃は気楽にはしゃぎながら他の友人たちを待っていました。
しばらくすると、「電車全然動かない〜」 「線路に木が倒れてて、ずっと止まってる」という、驚くようなメールが次々と。 公演自体も、あるかどうかわからない雰囲気に。 14時頃、「15時以降に(するかどうか)わかります」 「え!? ないってこともあり?」 荒れ狂う窓外の景色を見、「これじゃ、来れない人も多いかも。 どうなるんだろう・・」と。
15時頃、「16時以降に(するかどうか)わかります」 「・・・あるのかな?」 「あったとしても、みんな、間に合うのかな?」 15時半頃、前出のホテルの屋根が飛んで新幹線がストップ。 「16時半以降に(するかどうか)わかります」にアナウンスが変わり、近鉄復旧のめどは立たず。 しばらくして、ようやく私たちの後の新幹線に乗った友人から名古屋到着のメール。 よかった!
「あるのかな?」状態だったけど準備(笑)があるので、「きっとあるよね、みんな間に合うといいね(祈)」と、歌や掛け合い・縦ノリのお稽古をしながら会館へと向かいました。
<会館へ辿り着きました>
「ここだ〜♪」と言ってたら、演出家の青井さん発見!(私は教えてもらったから分かったんだけど) 恥ずかしがり屋の私たちは、大人しく熱い視線でお姿を追い、視界から消えてしまわれてから、「声、かければよかったね〜! ”ヘドウィグ”観に来ました〜♪って言えばよかったね!」 と、やんや、やんや、大騒ぎ。 ←遅っ
これで一気に(勝手に・笑)テンションが上がりました。 さてっ。 変身の準備です。
緊張とテレで、汗をイッパイかきながら着替え中、ロビーにいた友人から「1時間遅れであるらしいよ!」との朗報。 「やった! あるんだ!!」 近鉄電車も17時半に動き出しました。 倒木に悩まされた友人にも動きが出ました。 どうぞ上演に間に合いますように!
ヘドウィグに会えることが決まったので、嬉しくて、嬉しくて、ずっと笑い転げていました。 友人たちも次々到着し、みんな間に合いました。 嬉しくて、嬉しくて。 それは私たちだけでなく、会館に集まる人、みんなそうだったと思います。 会館全体が喜びに溢れ、笑いさざめいている感じでした。 そんな空気の中、舞台が始まりました。
<舞台がはじまりました>
大変な状況だったので、空席が多いかと思ったら、ほぼ満席でした。 よかった。
コスプレしている人も割といて華やかでした。 男性のコスプレさんもいたので楽しかったぁ。
私、とってもわくわくして舞台を見つめていましたが、舞台上のヘドちゃんからも、”嬉しくて仕方ない”って感じが漂っていた気がします(開演直後)。 ほんと、中止になってたかもしれない舞台なんだもん。 今この場にいられるだけで幸せ、なんだもん。 うれちぃ、うれちぃ。
一曲終わって、ヘドちゃんが「みんな、すごく待っていたんだから!」って言ってくれた時、じ〜〜〜〜んとしました。 私たちだって、すっごく待っていたんだよ〜! 会えて、ほんとに嬉しいよ〜♪ ヘドちゃんのこの一言に胸を熱くした人、いっぱいいたと思います。
トミーとして登場されて、『汚れた街』 『Midnight Radio』のとき客席の一人一人を丁寧に熱く見つめながら、ほんとうに想いをいっぱい込めて歌いかけておられました。 ものすごいメッセージ。 全身全霊かけて、このメッセージを届けよう、って想いがズドーン!と伝わりました。 感動、なんて言葉だけじゃ足りないくらい、心がプルプル震えました。 どんな言葉を使っても全く足りないよ。
アンコールはなかったけど、求めていた人も、おそらくいなかったんじゃないかしら。
ふたたびアンコールで歌っていただかなくても、もう充分に満ち足りていました。 こんな大変な日に、いっぱいの想いを込めて演じてくださいました。 三上さん、ありがと〜。 嬉しかった〜♪§^。^§
明後日からは、凱旋公演「新宿ナイツ」。
どうぞ成功しますように! どうぞ最後まで無事に終えられますように!! 行ってらっしゃ〜〜ぃ! |