2005年 三上博史主演ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ   2005年

〜 待望の再臨 〜


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【ラジオレポ】 提供:おともだち
J-WAVE 「HOLIDAY PASSPORT」(DJ:Chris Pepplerさん)

〜2005年4月29日(18時20分ころ〜) 出演(スタジオ)〜


※ 三上さん:以下み、ChrisPepplerさん:以下く

ゲストの方をお迎えしてのリゾートトーク、行きたいと思うんですが。 お越しいただきました、三上博史さんです。

どうも〜、ご無沙汰です〜。

ご無沙汰してます。 さ、あの

ご無沙汰、というか

超ご無沙汰ですね。

そうなんですよね。

10年

10年近くなりますよね。 映画に

最初にお会いしたのは・・

映画、出てるんですよね。

えっ!? うそっ!?

しらないでしょ〜?(笑) 一緒の映画、出てるんですよ。

えっ!? なにっ!? なんですか、それ?

なんでしょう〜? 『スワロウテイル・バタフライ』

でも、あれは僕はしゃべる通行人ですよ。 ちょこっと出さしていただきましたけれど

〜 中略 〜

なんだか話がどんどんリゾートから脱線していくんですけど。

でもリゾートですね。

リゾートですね、そういった意味ではね。 三上さんのリゾートといいますか。 先ほどもちょっとお話したんですけど。 1年 に一回は必ず海外に出るといいますか。

もぅ、ほとんど1/3くらいはいないですね。

いない。 うらやましいですよね。 映画の仕事がパーッと終わると、お芝居も終わると、ドカーン!と、どれくらいいなくなっ ちゃうんですか?

え〜っと、最長2・3ヶ月いないこともあって。

2・3ヶ月! すごいですね〜。

(笑)

その中でも思い出のリゾート、っていうのは

そうですね、いわゆるリゾートの旅っていうのは、あんまり僕はしたことなくて。 あ、してますね。 モルジブであったりとか、カリブであったりとか、インドネシアを1人でバスで旅行したり、とか。 あんまりこう、アマングループでゆったり、みたいな、そういうリゾートはしたことないですね。

どっちかっていうと、あまみ?のバックパックって言う

そぉそぉそぉ

そういう感じですね。 ロードトリップ系な感じですね。 みんな、でもモルジブとかカリブとか楽園もあれば、あとは、ニュージーランド一周されたとか

そうなんですよ。 初めて海外に出たのが20才の時で、『戦場のメリークリスマス』っていう映画を撮って 向こうの撮影だったので、ユニオンって、毎日パーディアンって言う日当が出るんですよ。 それが毎日毎日たまって。 何万円かを持ってニュージーランドを旅行したんですけど、その当時、オークランドで知り合った役者さんが、ちょっとヒッピーっぽい役者さんで、どうせ行くんだったら、この5箇所に手紙を書いてやる、って言って、5通の手紙を書いてくれて。 それを1人ずつ訪ねながら旅をして行った、とか。

面白いですね。 その5通は、どういう場所だったですか? どういう人だったんですか?

さまざまだったですね。 いろんな人がいて、ほんとに、自分の価値観にはないような生活をしている人とか。 今日は日曜日だから、子供つれてピクニックに行くぞ、みたいな。 バス一台借りていくんですよ。 次の角曲がると、次また子供が乗ってくるんですよね。 また曲がると、また子供がいるんですよ。 で、子供ばっかり十何人いるんですよね。 これ全部俺の子供だ、って言って。(笑)

全部俺の子供だ? つまり、いわゆる

そぉ。 ステップ・ステップで

ステップ・ステップで。 ある意味、一種の、一夫多妻制みたいな。

子供同士、すごい仲がいいんですよ。 わぁ〜、久しぶりって。

お母さんがみんな違うんだけども。

違うんだけど。 そういうの、びっくりしましたね。

随分、豪快なやつですね。

そんな町があったりとか。 一番ニュージーランドの南のインバカーギルってところで、1人でウロウロしたりとか。 昔から旅は好きだったですね。

なるほどね。 ま、リラックスする、と言うよりか、得る、っていう部分ですよね。 落とす、って言うよりかは、入れる

入れに行く、っていう。

普通の人は、落としに行くじゃないですか? 疲れたのとか活性化したいときとか。 三上さんの場合は、入れる、リフレッシュですもんね。 活性化していかないとね、触発して

なんか、リラックスしたい時は、ほんとドメスティックで、山にこもったりとか、そういうことはしますけどね。

あ、国内で山にこもって。

うん、こもって

どういう

えーっとね、2ヶ月いたんですよ、山に

結構、仙人入ってますね、三上さんね。

入ってる、入ってる。(笑) 朝起きて、スーパーに買い物行って、飯作って、散歩に行って、近所の方たちと飲みに行ったりとかしながら、夜は1人で本読んで。 また次の朝があけて、みたいな。

ほぉ〜〜〜。 普通なのか、特別なのか、微妙なラインですよね。

微妙ですか(笑)。 やばいすかね。(笑)

やばくないですけどね。 でも、どちらか、っていうと、なんだろ。 今、J-WAVEの春のキャンペーンが、are you unique? って言うか。

ユニークすぎる(笑)

でも、アーチスト、っていうのは、あんまり人がやるような、ちょっと、自分の特殊性、っていうか、なんかすごく。

周りを意識しているつもりは、全然ないんですけどね。 今これがしたい、とか、ここに行きたい、とか、何ヶ月もたまってた本を読みたい、とか、そういうことが出てくるんですよね、自然にね。

旅行に行くと、大体普通だと、苦なく、っていうのがあるじゃないですか。 かばんも誰かに持ってもらった方が一番いいし、歩くのも歩道の方に行っちゃったりとか、快適な旅、ちょっと、でもどちらかというと

絶対逆です。

ちょっと苦があったほうが。

絶対逆ですね。 歩かないと、人に会えないじゃないですか。 車に乗っちゃうと、人に会えないし、荷物は自分で持たないと、何かハプニングも起きないし。 自分でやる、って言うことは、やっぱり基本ですよね。

でも、シーカーですよね。

シーカー?

物を求めて、なんか新しいものを。 シーケンス。

あぁ〜〜(納得)

ここで一曲、曲行きたいと思うんですけども。 行って見ましょうか。

(みかともヘドとも関係ない曲:nothing my glass)

さぁ、三上さん

はい

リゾート、というよりも、ほんとに色んなところへ行かれていると思うんですけれども、今度行ってみたいところ、まだ行ったことがなくて、行ってみたいところ

そうですね、以外と行ってなかったのがメキシコで、ユカタンの方も行ったことないし、いいリゾートはいっぱいありそうなので、ぜひ行ってみたいな、とは思うんですけど。 逆に、クリスさんがお勧めのところとか、ないですかね?

お勧め、、でもメキシコは、すごいやっぱりいいっていいますよね。 色んな、例えばなんだろな、すごくローカルな、三上さんが好きそうな、ちょっとロードトリップっぽい寂れた映画に出てくるような、そういう部分もあれば、もうほんとに、アカプルコとかユカタンに行けば、すごいリゾートがありますよね。 超高級アメリカのかなり豪華で、そういうリゾートもね、たくさんあると思うんですけど。 でも三上さんやっぱり、どっちかっていうと、、、いま、声がひっくり返っちゃいましたけど

(笑)

やっぱり、あの、バスに乗って行ったほうがいいでしょ? あんまりそんな、超デラックスというよりかは

あんまりね、興味がないですね。 なんていうかな、ハプニング。 嫌なハプニングは嫌ですけど、旅ってやっぱり、何が起こるのかわからないところが楽しかったりするので、本当にゴージャスで安全な旅って言うのには、ちょっと刺激が足りないかもしれないですね。

なるほどね。 そうすると、やっぱり一人旅が多いですか?

まったく一人です。(きっぱり)

そうすると、じゃ、宿について、荷物置いて、とりあえず出て、ちょっと夜の街を散策して

散策して。 それでまぁ、メールかなんか使いたい場合は、どこか近くの人とどっかの町で落ち合ったりとかしながら、そこで3日間一緒に過ごして、また違うところに僕は行ったりとかしながら、どんどんどんどん旅が続いていく。

記録、写真とかとるんですか? メモったりとか。 完璧に頭の中だけですか?

一時期、写真にはまっている頃があって、その時は全部記録したいと思って。 胸にはダット?のマイクを差し込んで、ビジュアルは、8ミリ、、フィルムですね、8ミリカメラを携えて、写真も一眼レフをぶら下げて、1人で三脚持ちながらず〜っと

面白い〜!

旅行していたことがあったですけどね。 それで自分のプロモーションビデオに使ってみたりとか 最近は、もうほとんど何も持たないですね。

なんででしょうね?

なんでだろ?

もう、そうする必要性がないのかな?

なんか、ビジュアルで、こう、刺激を受ける、とかいうこともあんまりないし、どんな人と出会ったとか、なにが起こるか、とか、そういったことに興味があったりするのかな?

なるほどね、じゃ、形よりも、行った部分の時間・空間、その時のエモーション、っていうことですよね。

うんうんうん

さ、あの、ちょっと話。 これはリゾートからかなり

(笑)

リゾート、って言うとね、ちょっとヴァケーションなんですけど、こちらは、いわゆる、パーマネントバケーションというような、いわゆる、普通の世界からちょっと離れたキャラクターを演じられているわけなんですけど

なるほど、なるほど

来月16日からパルコ劇場で、再演が決まったロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

そうなんです

今回も三上さんはヘドウィグ役となるわけなんですけどね

すっごく大変なんですけどね。

すごいでしょ? 今、私の前にパンフレットがあるんですけど。

すごいでしょ?

かなりすごいですよね。 かなりこれは。 かなり付けまつげ、でかいの付けて

これ、去年の初演の時の扮装なんですけど、今年は再演なので、また全然違うアプローチでビジュアル、作っていこうかと思っているんですけどね。

軽くストーリーご存じない方にご説明いたしますと(ヘドの説明)

ほとんど独り舞台で、ですね、バンドのメンバーと僕だけなんですけど、10曲歌いまくるんですよ。 で、ほとんど、なんでしょね? ちょっとパンクっぽいものがあり、ほとんど絶唱している、という。

絶唱している。 これ、時間的にはどれくらいなんですか?

90分ちょっとですね。

それ、10曲。 じゃ、かなり

かなり。 あとはMCでしゃべって、歌って踊ってる、だけの

あ、なるほど。 そうすると、僕、映画は見てるんですけど、映画とはかなり違う、という

違う。 あのステージ上で自分の半生をしゃべりながら、次から次に曲を歌っていく

ストーリー展開を語りながら、エモーションを歌に託して、あとはセリフで伝えていくという。

そぅそぅそぅ。

どうですか、これ。 初回をやって二回目もやる、ということは、かなり1回目にやって、いいものを得たという。

そうですね。 舞台って、それほどやったことがないんですけど、数に限りがあるというか、キャパが決まっていますよね。 パルコだと、400席ちょっと、なんですね。 一晩、命かけて400人。 もっともっと見せたい人がいるわけですよね。 そうした時に、あぁ〜、もう一回再演しないといけないんだな〜、って。

これ、ソールドアウトなんですよね。 ものすごい。

ありがたい。

リピーターも続出。

続出。 みんな、格好してくんですよ、こういう格好して。 『ロッキーホラーショー』と一緒ですよ。

ですよね。 じゃ、みんな、セリフもみんな、知ってたりして。

そ、そ、そ、そ。

みんなこう。 面白いですよね?

面白いですよ。

来てるんですよね? じゃないとね。 そこまでリピートして。 ヘドウィグの格好して来るわけでしょ? これで電車乗ってくるんですかね? ヘドウィグの格好で。

いつ見たのかわかんないんですけど、ビジュアルがね。 メイクの仕方とか、全部ね、そのままで来るんですよ。

結構ヘドウィグ、すごいですよね? ブロンドで。 ドラッグァクイーンをもっとドラッグァクイーンにしたような、そんな感じの。

ねぇ、どうやって電車乗ってるんでしょうね?(笑)

すごいですよね、これね。 でも、これでやってきてくれる、って言うことなんですけど。 いかがですか? やってて、変わった、って言うの、あります? ご自身で。 お芝居もずっとやられているわけ

自分でも音楽活動、やってきたんですけど、自分で書く詩、って言うのは、あまりストレートに表現できなかったりするんですよね、自分の気持ちが。 で、この話って、ヘドウィグって、人を励ます話なので、そういう歌詞を歌えるわけですよ。 僕は今までダイレクトに人を励ます詩を歌ったことはなかった。 これは本当に嬉しいことですね。

なるほどね。 不思議ですね、自分で自分の気持ちを表現できないけど、人の書いた歌詞、っていうのは

そぅ、それを借りて励ませるわけです。

なんででしょうね?

恥ずかしいんですよ、やっぱり。 自分じゃ。 おこがましくて。

やっぱり、見られたくない、ってことなんですか? 奥底を

いや

それ、見せたい あんまり隠す人じゃないと思うんだけど。

見せたいけど、なんて励まして良いか、わかんないじゃないですか。 なんか 「がんばれよ」 とかね、そのくらいは言えても、 「1人じゃないんだよ」 とかね〜、そんなこと歌えないじゃないですか、自分の、ねぇ

ですよね。 あ〜、わかる、わかる! 歯が

浮いちゃう。

気持ちはあるんだけど、言葉がなんか難しいよな。

そう、難しい。

別の人が書いたものだとなんとなく歌えちゃう、というね〜。 とにかく、リピーターの方にとっては感動的な再会、初演を見逃した方にはまたとないチャンスなので、ぜひとも見ていただきたいと思うわけなんですけど。(日程紹介)

クリスさんも来てくださいよ。

もう、ぜひ。 結構面白そうですよね、これは。

面白いですよ。

バンドの方も

あの、これもすごい面子で。 デミセミクエーバーという、すごい激しいバンドがありまして、ですね、全面バックアップで最初から最後まで生演奏で。 エミ・エレオノーラという、すごいクイーンがいるんですけど、彼女が歌いまくり踊りまくり、演奏しまくるという。

外国の方なんですか?

日本人なんですけどね。(笑)

なんか、単純なこと、聞いてしまいましたよね。 おぃ、君ぃ、何年こういう仕事しているだ?、っていう。

(笑)

じゃ、これはかなり絶叫ステージで。(CD先行予約のお知らせ)

〜「origin of love」がかかる〜

最後に三上さん、ちょっと、この放送聞いてるみなさんに、ヘドウィグについて、思い入れでもいいですよ、気持ちの程、聞かせてください。

はぃ。 去年はアップアップでやってきましたが、今年は少し落ち着いて皆さんにお届けできるかと思います。 今回はアルバムも出ますんで、ぜひ聞いてみていただけたら、と思います。 今かかったのは 「origin of love」 という曲で、2曲目にかかるんですけれど、まぁ、こういった感じでガンガン歌っていますので、ぜひ聞きにきてください。

(日程とCDの紹介) リハーサル、これからと思うんですけど、頑張ってくださいね。

はぃ、ありがとうございました。

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