2005年 三上博史主演ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ   2005年

〜 待望の再臨 〜


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【ラジオレポ】 作成:おともだち
TFM「よんぱち」出演(DJ:鈴木おさむさん、木夏リオさん)

〜2005年4月15日(16時) 出演(スタジオ)〜 

※ 三上さん:以下み、鈴木おさむさん:以下す、木夏リオさん:以下き

(ヘド説明略)三上博史さんでーす

どーも、こんにちは。 よろしくお願いします。 いやーちょっと緊張しますー。

こんにちはでーす。 なにおっしゃって!

カッコイイー!

なぁに言ってんですか!(笑

もうテンションあがっちゃって!

今日は女子がテンション高いんですよもぅ!(笑
(略)

もうそろそろ稽古中ですか?

そうですね、もうそろそろ始まるんですけど。 今年はどうやってやろうかって皆で話し合ってるんですけど。

若干変えるんですか? 前回のと

そうですね、2004年、初演だったんですけど、今年は今年で日本も変わってるので、そんな中で扮装も全部変わってくると思うんですよね。 また1からやりなおしてます。

えー!!

去年観た人もまた違った…

たぶん全然違う物になると思います。

そのお話しはまた後半で
(略)

気になりますね、三上さんが週末どんな風にすごしているのか。

へへへ。

提案していただきましょう、よろしくお願いしますっ!

(エコー。) 土いじりをしよう。

これまた土いじり(笑) 土いじりとは何なんでしょう

えーまぁ、あのぉ普段、やらなきゃやらなきゃと思ってるんですけど、うちはアパートなんでベランダと家の中なんですけど、植物がいくつかあってですね、それが根づまりとかするじゃないですか。 何年かすると。 水が、吸わなくなるじゃないですか。 それを植え替えなきゃいけないな、っていつもいつも思ってて。 だからもし48時間、丸二日、それをやれと言われたら、まずやりたいですね。

結構 植え替えって難しいですよね

そうですね、僕も趣味の園芸とか観てるほうじゃないんで(笑) いつの季節が植え替えに適しているとか全然判んないんですよ

そんなにあるんですか? 鉢が。 昔から好きなんですか?

(鉢が) いっぱいありますね。 昔から好きですね! 例えばアボガドの種とかあるじゃないですか、あの種を水に漬けておくと芽が出るんですよ。 植え替えるとズンズン伸びるんです。 それがね、もう十何年たって もうこんなになってるんですよ

え〜〜!! それは実がなるんですか?

ならないです。 はっぱだけ。 でもね葉っぱすごく可愛いですよ。
(略)

あとジャスミンとか。 咲くと良い匂いしますよ。

和の植物が多いとか

そうですね、今なら外(ベランダ)でドウダンツツジ、コデマリ、オオデマリ、つばき…基本的には自分で水やってます。

花が多いんですか?

何か格好つけてた時期があって、花が白だけ。 白と葉のグリーンだけっていうのを 自分でアイディアだしたんですけど、いざ植えて咲かせてみると寂しいんですよ。 最近は色もどんどん増えてきましたけど

鉢替えとかって。 土が落ちないじゃないですか。 固まってて。 ああいうのも結構、我流でやるんですか?

そうですね、本当に知識が無いんで、割り箸を周りにつっこんで(笑) トントン叩いて、ズッと抜いて、土を落として 一回り大きく植え替えるって ただ それだけなんですけどねぇ(笑

大きくなると嬉しいですよね〜

嬉しいですよね〜

雨の時とかって (ベランダのを) 中に入れたりするんですか?

そこまでしないですね。 雨降ったら 「やったー!」 って思いますね(笑

水やらなくていいから?

そう! あはははは!
(略)
花屋やってる友人がいて、「もう、これ枯れかけてるからさー、売り物にならないんだよね」ってのをごっそりくれるんです。 それを生き返らせて またお店に持っていったりとかして

それ買った人もおいしいですよね、三上さんが生き返らせた花!

でもまぁ生きてるんですけどね、勿論。 もうちょっと元気にさせたりとかって
(略)

そんな三上さんから偶然、お勧め映画が。 最近の1こあるんですよね?

えーとね、『海を飛ぶ夢』

ほら! さっき…

え、え?! 誰かおっしゃってました?

2時間前に映画評論家のエリカワクロウさんが来て メチャメチャ良かったって。 僕らが今一番気になってる映画なんですよ。 どうでした?

まず、ちょっと堅いんですけどね、尊厳死の話なんですよ。 主人公が20数年前に四肢が麻痺してしまって動けない状態で、ただ意識ははっきりあるんですね。 「こんな状態で僕は生きていたくない」 ってどうやって死んで行こうかって話なんですけど。 僕が今考えてるテーマが ばっちりそこにあるんです。 どういうテーマかというと、人が人の命をコントロールして良いのかなって。 考えても考えても(答えが)出ないテーマなんですけど、例えば尊厳死と逆を考えると 延命治療もそうですよね。 これ以上生きてて良いのかって。 そんな時にただ命を延ばすためだけに(治療を)施すことが良い事なのか悪いのか? じゃ中絶は良いのか? 避妊はどうなんだ? 死刑制度はどうなんだ? …って思いませんか? 考え出すとキリがないんですよね。 こんなことを考えてる時にこの映画と出会ったので とても考えさせられて。 登場人物を演じてる俳優さんたちがまたイイんですよぉ! イイ芝居するんですよ! もう、ホントに…。 僕が役者やってきてて、嫉妬するくらいに、あぁ良い芝居してるなぁって。

やっぱり見に行かないとない映画

是非是非みてください


(=オサム)
三上さんが Hedwig & Angry Inchをやろうと思ったことを 一番僕は知りたい。 やっぱり見た目も強烈だし

僕もね オサムさんと一緒で映画を先に観たんですよ。 京都でドラマの撮影中に 一日休みがあって、東京で話題になってたので、京都で小さな劇場でみたんですけど 7人しかお客さんいなくて(笑) 凄い寂しかったんですが。 その時は映画はね、そんなに…はっきり言ってあんまり感激しなかった。 ただ音楽は、曲は素晴らしいなって思って。 その記憶が残ってて。

それから今度は しばらくしてアメリカを旅行していた時に、ちょうど小さな劇場で(ヘドウィグ)やってたんですね、 もう再演の再演の再演で。 観てみるか〜 と思って観たら、ナマ演奏であの音がガーン!って来て。 しかも映画だとお父さん、お母さん、トミーが出てくるけど それが一切無いんですよ。 ライブコンサートという形式で 彼が自分の半生をMCで語っていくというだけのシンプルなステージで。 またその音が素晴らしくて。 自分も恥ずかしながら音楽をやってきたんだけど、初めて他人の歌を歌いたいと思ったんですよ。 今まで人の歌を歌いたいと思ったことはなくて、この楽曲なら歌ってみたいなぁと。 じゃあ…って東京で軽はずみにもそんな話をしてしまったら、「あ、やる?やる?」ってツルツルって決まってしまって、そこから 「しまった、大丈夫かな?」 っていうのが後から来て。 「こんな難しい役やることになっちゃったよ…」 ってそっから もう地獄の日々が始まったんですけど

体もね、すごい鍛えて ものすごい筋肉のきれいな…

んもぅ、大変だったんですね。 いやいやいや。 今年もやらなきゃいけないんですけど(笑

(作品あらすじ省略)

いまBGMでかかっているのが 6/9 にリリースされる日本初演ライブのCDですね
(略)

それで熱狂的ヘドウィグファンが三上さんがやられた時に…ヘドヘッドという人たちが。 同じ扮装した人たちがドンドン増えていったという…

ドンドン増えてくるんですよね♪ 去年は初演だったので皆さんがどんな反応してくれるかなー って不安だったんですけど、たまにインターネットとか見ますよね、そうすると いろんな情報が入ってて、「昨日行きました!」とかそういう人たちがいっぱいいて、もう次の日には扮装した人たちがヒトリ、フタリ、サンニン、50ニン、どんどん増えていくんですよ。 だからあっち見てもこっち見てもヘドウィグがいたり、イツハクっていう相手役がいたり、すごい賑やかな。 客席も賑やかだった。 ただ、そういう人たちがいる一方、初めてくる方がいるわけで、とにかくこの舞台の良い所っていうのは、「みんなで最後まで行こう」という舞台、お客さんと作っていく舞台だから。 そういう人たちが出てくる分、置いてかれる人がいないように、なんとかみんなを気で持っていくという。

その舞台なんですけど、その人が半生を語ってて、ライブをやってるからお客さんも出演者ってことになるんですよね、

そう、そう、そう、ホントにそういうことなんです! だから役割があるんですよね、お客さんにも。

再演というと、去年と何か変わるところと言うか、変えていきたいところがあるんでしょうか

えーとですね 僕は最初にアメリカの舞台を見た時に 「これをこのまま日本でやるのか?!」 っていうのがあったんですね。 まず2004年の日本でこれをどういう風に上演しようか考えたんですよ。 上演する意味みたいなものを。 で、おのずと扮装とかヘアメイクとか衣装とか、そういうものも 2004年の日本でやる意味があるものにしようということで。 全身ビーズ刺繍の衣装だったりとか去年して、2005年、たかだか1年だけど 日本の早さって凄い早さで変わりますよね。 そんなところで伏見キョウコさんという方が 衣装をデザインして下さるんですが、さっきも話してきたんですが、今年はまた トンデモナイことを考えていて(笑) 「いや、こんなの着れるのっ?!」ってのを考えてますね。

じゃあ 去年見た人も なおさら見なきゃいけないですね!

パルコでやるものと Zeppでやるものは また様子が違った物になるんですか?

先年試しに、パルコで上演したものを、最後に追加公演が出て 新宿の厚生年金で2日やったんですけど。 あまりにもこれは違いすぎるから、どうやってやっていいのか判らなくて(笑) でもやってみたいなと思って。 最後だからお祭りだぁ! ってやったら それはそれで面白かったんです。 で、これいま後ろに流れているのは その最後(の日)に、厚生年金で撮った音源なんですけど。 そういう形で Zeppもやっぱり箱が違うとお客さんも変わってくるし、僕たちも変わってくるし、どんどんどんどん やっぱり表現の方法は変わってくると思いますね。
(略)

やってみてどうでした?

やってみて、無謀な挑戦だったな というのは再認識したんですけど、でもあの〜、ホントに、まぁ変な話、人を励ますような芝居なんですね。 自分で音楽活動してきて、自分で詩を書いたりしてるんですけど、こんなに真っ直ぐに人を励ますような詩っていうのは書けない訳です、恥ずかしくて。 でもヘドウィグのお陰で 恥ずかしげも無く歌えるってことが、ものすごく幸せなことなんです。

三上博史だと恥ずかしくて歌えない歌だけど、でもちょっと言いたいことだったりを

メッセージが同じだった

ヘドウィグのお陰でそれをすることができた

お客さんも今までの舞台とかのお客さんと、ノリというか見に来てる感じが違うんですね

ありとあらゆる人がね〜。 この作品はちょっと変わった話ですよね、好きなひとは好きなのかなぁ なんて思ってたら、来た人が (客席の) 隅から隅まで見えるんですね。 会社帰りのお兄ちゃんが何を感じたのか判らないんだけど スーツ脱ぎ捨ててネクタイ、バーンってやって最後には うぉぉぉ!!ってやってるのが見えるんですよね、これはね嬉しいですよ。

舞台って もちろんナマモノだから 毎回毎回変わるものだと思うんですけど、今回のこのお芝居って

特に違いますね

お客さんとの連携というか

距離感がね〜

ホントに素晴らしいですよね〜!

ホント みんなで作っていくって感じがしますね

4/17 にチケットが一般発売となります

うわ、、どうなるかなぁ! って感じなんですけどね。 ほんっとに リピーターの方が多いんですけど、嬉しいんですけど、できれば見たこと無い人に 今回届けば良いなぁ! とは思うんですけど、その前になくなっちゃうかも…ちょっと…残念ではあるんですが (だんだん小声に)

チケット かなり激戦だと思いますので…

ぜひゲットして行って頂きたいと思います!

はい、宜しくお願いします!

き・す はい、宜しくお願いします!

是非来て下さいね

き・す はい、私たち本当に! 楽しみですね

ありがとございます

き・す ありがとうございました

《曲》

はい〜、三上博史さんお帰りになりました。 本当にね、素敵な人でしたね〜

素敵でしたね!

それであの靴!

そう! シルバーでね 先がシュッと尖っててね。 お洒落な靴履いてらっしゃいましたけど!

是非ね、ヘドウィグ&AI、かなり話題なんで チケット日曜日に頑張って取ってください!

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