2005年 三上博史主演ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ   2005年

〜 待望の再臨 〜


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【ラジオレポ】 提供:おともだち
ニッポン放送「テリー伊藤のってけラジオ」 出演(DJ:テリー伊藤さん、林家たい平さん)

〜2005年4月8日 生出演(スタジオ)〜 

※ 三上さん:以下み、テリー伊藤さん:以下て、林家たい平:以下た

こんばんは、たい平です。

今日は嬉しいですね。 なかなかこういう番組には出てくれない。

今日のお客様は 俳優の三上博史さんです。 1983年に公開された寺山修司監督の映画 『草迷宮』 に主演して俳優デビュー。 その後、数多くの映画・舞台に出演され、月9で放送された 『君の瞳をタイホする!』 など、トレンディードラマでも大活躍。
そして去年の5月、ロックミュージカル 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 に主演。 観客を巻き込んだ圧倒的なライブ感が大きな話題となりましたよね。 そして今回、熱烈なラブコールに応えて 待望の再演が決定しました。 今から注目を集めています。 改めまして 今日のお客様は、三上博史さんです。

て・た・み よろしくお願いしま〜す〜〜♪

三上です〜、どうも。

なかなかね×××(聞き取れませんでした:すみません・汗)

恥ずかしいっすね(笑)

ラジオ聞いてる皆さんにですね、いったいこの舞台がどんななのか

そうですよね

ちょっと軽く説明させてください

(ヘドウィグのあらすじと作品説明)

すごいですよ〜、これ、僕、実はね、日本でやらないのかと思った

(笑) そうですよね

そうですよね?

こんなもん、どうやってやるんだ!?って思いますよね(笑)?
(三上さんとヘドウィグの出会いから主演に決まるまで)

股間に傷があるとか、物凄いんですよね?

(笑)すごい、すごいでしょ?

これちょっと、皆さんには観て頂きたい。 メイクもすごい、何もすごいで。 どういう風に役作り、っていうか

もうお手上げ状態ですね。 だからもう、役作りなんて、もうなにもできないので、とにかく普段から爪を伸ばして、ちょっとスカートみたいなもの履いて見たりとかして、とにかく稽古場に とにかく通いつめて ボロボロになりながら やっていたんですけど、去年は。

去年の舞台観た方が  ****からメールいただきました。

あ♪ ありがとうございます。

去年の舞台 『ヘドウィグ』、恐ろしいくらい しっかりと思い出せます。

て・み (爆)

目の動き、指先、ネイルアートが綺麗でしたね〜。 足の先まで 見逃せない場面ばかりで、こちらもかなり真剣に 拝見したものです。

て・み (爆)

今年はどうなるのか気になります。

あと、歌もまたすごいですよね。

すんごいですよ。 ほとんど10曲あるんでけど、ほとんどが生のロックなので、普通コンサートでも3日続けてやることはないんですよね。 それを1週間 ダーッと続けてやったりとか しなきゃいけないので、喉のメンテナンス っていうのか、体力のメンテナンス っていうか、それが物凄い大変だったですね。

そうですよね。 今回ですと、6月の16日から10日間、パルコ劇場。 そのあと今度また、場所を変えてゼップ東京でまたやる、ってことですから。

40過ぎてできないっすよ(爆)

その時、どんな ちょっとね 音だったか、ちょっと聞かせてもらえますか?

(「Midnight Radio」のサビのところが流れる)

確かにすごい。 ロックミュージシャンが 10日、武道館で やるみたいなもんですよね。

いや、ほんとですね。 そりゃ、きついですよ。 ほんとそうですよね。

そうですよね〜。 そしてさらに、ロックミュージシャンは、好きな衣装着てるけど、今度はそこで、爪は伸ばすは、メイクはする、立ち振る舞いが

全部やらなきゃいけないので

女装ですよね〜

ひとり芝居なので全部セリフが、一人でダ〜と喋りっぱなしで

歌の合間にセリフもあるんですよね〜。

あと、コンディション作りって、どうするんですか?

もう大変だったですね。 まず、朝起きると 耳鼻咽喉科に行って、吸入を まずしてもらうんですよね。 そのおかげで いい耳鼻咽喉科の先生と 仲良くなれたんですけど。 まず吸入をやって、何か 塗ってもらって、そのあと 内科に行って点滴を打って(笑)、1時間寝て点滴を打ってもらって、稽古場、劇場に入って、声出し 柔軟をやって、本番を終わって、あとは、今度はマッサージ 1時間・2時間かけてほぐして貰って(笑)。 それを 毎日続けてるわけですよね(笑)。

すごいですよね。 とは言ってもね、そのまぁ 色んな専門誌、そして色んな 例えば ぴあなんかも含めてね、ほんとにね、再演。 舞台でもう一度観たい! という

すごい嬉しい

すごいですよね、こちら、2004年8月の テレビタロウでは・・(記事紹介)

(大爆笑) すごい嬉しい。 「乞う、再演、ってことは去年のことなんですね」(笑)

みんなが望んでる、ってことなんですけども

すごいですね〜♪

あ〜、嬉しいですよね。

実際、どうなんですか? やって見て、自分の中で。 もともと三上さんは名優ですけども

いやいや、とんでもないです。

どうなんですか? 新しい自分の中でキャラクター出来たな、とかっていう?

あ〜、どうなんですかね〜? とにかく もうヘロヘロで、終わった瞬間は。 二度ともうやりたくない! と思ったんですけど、何が気持ち良かったか、って言うとですね、自分の音楽活動では 自分で詩も書いてるんですけど、人を励ます詩っていうのは、直接的に書けないんですよね、恥ずかしくて。 だけど この芝居の 自分が書いた詩ではないから、直接的に励ましてるんですよ。 あの〜 「自分ひとり悩まないで」って、「いい事あるよ」とかなんとか。 とにかく 励ます詩が多いんですよね。 そういうのは、すごく こっちにも心地いいんですよね。

また違う、普段の自分とは違う

うん、違う

ことですもんね

それが出来る役っだ、ていうことは、すごく嬉しい出会いだったな〜、と思います。

それは、あれですよね、三上さんの音楽活動の幅も広がりますね

そうですね

今度、逆に自分でもこういう歌も歌えるんだったら

そうそうそう、自分では絶対歌わなかったような曲もありますからね。

ね〜、そうですよね。 入れなかったようなエリアですもんね

はいはいはいはい

これが今後逆に、こんなにお客さんが喜んでくれてるんだったら

僕は役者として生きてきた時間が長かったので、ミュージシャンって、妙にかしこまってちゃってて。 でも普段、ミュージシャンを生業にしている方たちっていうのは、どこかで演じてたりしなければ 続けていけない部分があると思うんですよね。 僕はそれを真面目にやり過ぎちゃってて、自分で首を絞めてた部分があるから、こうやって人のキャラクターを借りて歌う っていうことが、とても開放されたんです、逆に。

わかんないけど、プロレスラーの武藤とグレートブタみたいな、ふたつ持ってると

あ〜、なるほどね

そう、そう。 それぞれが相乗効果を生む、っていうか

三上さんファンからみれば、両方のふたつの三上さんが見れるんだもんね。

すごいですよ、TVステーション、もうひとつ読んでいいですか?(記事紹介)

よろしくお願いします。

み・て (大爆笑)

大変なことになってますよ♪

嬉しいよね?

嬉しいっすかね? どこまで信じていいのか、わかんないけどな(笑:嬉しそう)

今また一本入ってきました。 なんと、ぴあの読者の年間人気投票、ぴあテンの、なんと2位を達成した、ということですね

すごいですよ〜

いや〜、嬉しいっすね。

4位とかにはね、四季のキャッツとか、6位でミスサイゴン。 その上をゆく!!

ライオンキングより勝ってますよ

2位なんですよ

いや〜〜、嬉しいな。

もうね、これを見るとね、三上さんの事だから、あんまり自分で言わないかも知れない。 劇団四季は3本出してるんですよ、あの天下の劇団四季が。 それをねぇ〜〜(笑) これちょっとね、やりがいがありますよね?

そうですね、皆さん喜んで下さった、ってことですよね。

今回あれですか、また再演ってことなんですけども、三上さん、どうですか? また、再演の時、また 前回ちょっとまぁ 反省っていうことも可笑しいんですけど

そうですね

今度 またこんな事やりたい、っていうのは

そうですね、手直ししなくちゃいけないこととか、いっぱい あると思うんですけど、まずは ビジュアルですよね。 衣装含め メイクにしろ 扮装は、とにかく 日本で初めて去年やる、っていうことで、初演だったので、日本で 2004年にやる っていう意味を見つけようよ、ってみんなで スタッフで考えてたんですね。
で、ああいう衣装になり、メイクになったので、今年は 2005年の日本でやる っていうことを どういうことなんだ、っていう事を もう一回皆で話し合って、衣装も作り、扮装も考えていこうと

また 新たに

はい、だから まったく変わると思いますね。

ここに今、写真があるんです

(大爆笑) すんごいでしょ?

ねぇ、僕はねぇ、この衣装とは またちょっと違う

まったく変わると思いますね

ちょっと 三輪明宏さん的なねぇ、妖艶ななんか、セクシーな感じがするんですけど

マドンナみたいなところも 少し入ってますね

マドンナ系

ビーズの刺繍とか、ガーッと入ってるんですけど

また高そうな衣装ですね、これ

本来は 売れないミュージシャンが どさ回りをしてる、っていう設定なので、本当は お金をかけられないんですけど、東京でやるからには、それなりに見せよう、ということで、ちょっとゴージャスになってますけど。

すごいですね〜

今 ここに実はですね〜、三上さんのこの舞台を観に来るですね、ファン

そっ! 面白いんですよ〜〜っ♪(嬉)

ファンの皆さんが いるんですけれども

あっ!(驚)

これ見てよ〜♪

女性 ファンの人たちも(驚)

ファンの皆さんがね〜〜、実は

こういう格好して観に?

三上さんの  だからさぁ、KISSとかさぁ、KISSのコンサートにKISSの格好して来んのと一緒ですよね?

そっ、そうです!

うわ〜〜〜〜〜(驚)。

これ、だからさぁ 見るだけじゃ

劇場ですよ(笑)

そうそうだから

そうか、舞台に出てる人じゃないんですね、今のこの写真はねぇ

ラジオ聞いてるみなさんは わかんないけど、ほんとにねぇ、楽しみながらみんな、来てくれるんですよねぇ。

ちょっと何か、それこそさぁ、ライザミネリとかね、そういう感じですよね。 そういう、ま、マドンナとかライザミネリみたいな ファッションをして、もう 劇場に。 こういうのは、ちょっとニューヨークっぽいですよね?

すごいすね?

ニューヨークを もう越えてるかも分かんない。

これのメイクなんて、もう 僕のメイクを

ほんとだ、ほんとだ

どこで調べたか?

これだ、これ

全部、こう、ね

そう ね、三上さんがやってる、ちょっとね この辺のね、目の上のところに光もの ちょっと 叶姉妹系のラメ系なんですもん。 まったく同じ衣装、ってかメイクしてきてる。

毎日来てるんでしょうね、この方ね

ね〜(嬉)

おっかけだよね。 今回またね、たぶんね、これね、最初に来て、またメイクを真似して、また3日目4日目

来てくれるかな?(嬉)

来ると思いますよ♪

テリーさん

はい

もにょん?さんから来ております、早速。 「初演 『ヘドウィグ』 には、計4回足を運びました。

て・み おおおおおぉ〜〜〜〜!(喜&拍手:笑)

再演していただけること、とっても嬉しく、感謝感激です。 初演の舞台では、お客さんとのやり取りや ジョークなど、ライブ感をすごく感じて、それが何度も見たくなりました。 アドリブやジョークを言ったり、技が必要だと思うんですが、この技は どうやって鍛えたんでしょうか?」 なんていうね〜

あの〜〜〜、今 テリーさん、映画やっていらっしゃいますよね?

はい

で、決まった台詞 っていうのを覚えるの、大変じゃないですか? で、

一字一句覚えるの 大変ですね

ね? で、なぜ僕、大変なのかなと思うと、テリーさんとかって、自分の言葉を 持ってらっしゃる方だから、人が書いた言葉 っていうのを 丸ごと憶える っていうのは、すごい大変なことだと思うんですよ。
で、このヘドウィック っていうのは、シナリオはあるんですけど、あるんだけれども、その場のお客さんとのやり取りなんで、半分は 無いようなものなんですね。 で 僕は今まで、二十何年か役者やってきて、人と掛け合う、お客さんと懸けあう、っていう事を してきてなかったので、もう どうしていいんだか 分からなかったですよ。
だから 一応は 全部台詞をいれて、後はもう スパッと忘れて お客さんの顔見ながら、なに喋ってくるか って、そこで返す って言う、やり取りの訓練を 始まってからやってました。

まぁ〜〜、面白いな〜〜(感心)

いまね、こうやって僕ね、三上さんと お話してんですけどもね、ラジオお聞きの皆様に ちょっとお話しておきますと、三上さんの さっきからね、スタジオ来てから ず〜〜〜っと表情が 笑顔でいいんですよ〜、これやっぱり、これですね?、三上さん!?

なんすか!?(爆)

だから、この笑顔、ってかさぁ、この表情が、きっと 舞台でもお客さんに伝わってるんだな

伝わりますね

あ〜〜〜〜

だから 楽しくなって、また行きたくなっちゃう、っていうか

あ〜〜〜〜〜〜 (← ”なるほど”って感じで)  そうか、じゃ、素なんだ!

て・た・み (爆)

そういうね、なんか、そういうのも あるんじゃないすか? ってことは、これ10日間。 とりあえず 最初のパルコの10日間っていうのは、毎日、多少変っていくってことですか?

もう全然 (強調) 変ってますね。

うわ〜〜〜っ、これ観たいな〜〜〜〜(ため息)

ぜんっぜん、変わってますね

毎日行きたいですね。

行く、行く!

さぁ、三上さんの主演のロックミュージカル 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 の再演が決定しまして、6月の16日〜26日までです。 渋谷のパルコ劇場、そして、7月の11日から16日まではZEPP東京です。 こちら前売り開始が4月17日(日)となっております。

そうですね、もうまもなくですけどね。 ちょっと早くしないとね。

そうですね。

チケットもね、取れなくなってしまいます

こちら、お問い合わせ電話番号言いましょう。(略)  そして、これ、去年の公演が ライブ版のCDになって発売される予定があるんですよね。

そうなんですよ、音楽の方だけ なんですけど。

そうなんですよね

こちらの方も、みなさん、楽しみにしてくださいね。 そして、お知らせの後は、三上さんに聞きたい10の質問をぶつけてみます。

〜 CM 〜

三上博史さんに聞きたい10の質問!!

さぁ、ベールに包まれた三上さんの

(笑)

プライベートに踏み込んで行きたいと思います

ほんとにね、よく来てくれたな、と思って。 ありがとうございます。

ほんとに、ありがとうございます

とんでもないっす

さぁ、これから出す質問に、ですね、「はい」か「いいえ」でお答えください

「はい」 か 「いいえ」で答えたらいいの?

はい

〜 質問スタート 〜

Q1 子供の頃から役者になりたいと思っていた

いいえ

Q2 正直、昔からめちゃくちゃモテた

いいえ

Q3 台詞憶えは、かなりいい方だ

(笑)いいえ

Q4 自分が出演したドラマは全てビデオ録画している

う〜〜ん、はい

Q5 役者を辞めたいと思ったことがある

はい

Q6 好きな人が出来たら積極的に行動する方だ

はい

Q7 家では、トレンディードラマのような生活を送っている

(爆)いいえ

Q8 寝る時はシルクの(笑)パジャマに身を包む

(笑)いいえ

Q9 お酒を飲むと人が変ってしまう

いいえ

Q10 いま、プライベートで夢中になってることがある

う〜〜〜ん。 は、はい

〜 質問おわり 〜

子供の頃 何になりたかった?

え〜〜っとね、あの、定収入のあるサラリーマンになりたかったですよ。

なんか、わかりますよね。

うん。 家が自営業だったんで、波が、、山あり谷あり(笑)だったので。 自分が家庭を持った時には、ちゃんと安定した収入が欲しいと思ってましたね。 職種はだから、なんでも良かったですよ、高収入であれば(笑)。

なんか、なんか、でも、いいですよね。 それがいつ、こう変わって行ったんですか?

それが、ですね、だから、じゃ、高収入を得るサラリーマンって言うことだと もう、学歴でしか無かったですよ、僕らの時代は。 だから、学歴、っていうことに、小学校の頃から 命を燃やしてましてですね(笑)、勉強だけは とにかくやってたんですけど、それで 22まで、その間に好きな事を全部やってしまおう、あとは知らん顔して勤めよう、と。 それで、そのうちのひとつとして オーディションを受けたんですね、15の時に。 寺山修司の映画で。
で、それを思い出作りのひとつとしてやったら、そこからずぶずぶと崩れていった、っていう。(笑)

だから、寺山さんのところですからね。 ずっと三上さん、鍛えられてたもんな

いえいえ

あの、めちゃくちゃもてた。 これはまぁ、謙遜してるだけでしょ?

いやっ! ぜんっぜんモテなかったですよ!

えぇ〜〜?

あの、チビ・・僕は元々背も高くないし、兄貴、ふたつ上の兄がいるんですけど、とてもいい男で、いつも比べられて「お前はダメだなぁ〜」っつって、ルックス的には全然よくなかったですね。

でもね、三上さんって、凄く それこそ、あのトレンディドラマの時に、ものすごく人気があったじゃないですか。 で、その路線に自分で甘んじない、って言ったらおかしいんですけども、そちらの方に行かなかったですよね? あれって、なんだったんですか?

ね〜、前にもテリーさんにね、お話した時に 聞かれたことなんですけど。 あの〜、ん〜〜〜、なんだろね、自分で地に足がつかない状態っていうのが、怖かったのかもしれないですね。 自分で歩いてる、踏みしめて歩いてる気が しなかったんだと思うんですね、あの頃って。 だから、もう一回、ちょっと戻って、自分でこう、実感をもって歩いていく、地に足をつけて歩いていく、っていう事をしたかったんじゃないのかな?(笑)

僕、以前ね、三上さん、僕がユニクロのCMの演出をした時に ご一緒させてもらって、是非お願いしたいってお願いした時、その話をしたんですよ。 あの頃、もう トレンディードラマに出るのが、一番かっこよかったじゃないですか。

そうですね。

それをねぇ、自分から捨てるっていうかねぇ、選んだ。 まぁ、もちろん 寺山さんのところにいたから、そういう骨太のことは 分かってたんだけども、それがものすごくかっこいいなぁ〜〜!と思って。 だから、もう、ず〜〜〜っと、それから僕は前からファンなんですけど(笑)

いえいえいえ

台詞憶えは!?

もう、良くないですね〜。

だって、今回だって、びっちり覚えたでしょ?

あの〜、さっきもお話ししたように、一字一句覚える、語尾まで正確に憶えるっていうことが、もう、だんだん出来なくなってきましたね。 サブジェクト。 たとえばこう、なんかの話をしている、食べ物の話をしている、とか、そういうサブジェクトで覚えるのは できるんだけれども、一字一句間違いないように憶えるっていう事は、だんだんしんどくなってきて(笑)。 テリーさんどうですか?

いや、僕、市川監督の時、出して貰った時、市川監督、長回しなんですよ。 普通、カット割ってよく、、カット割、ないんですよ。 いきなり「じゃ、ちょっとやって」って言われて、いきなりなんですよ。 だから、ものすごいプレシャー

プレッシャーですね

うん。 周りがうまい役者さんだったから、間違えると失礼だな〜と思って、すごい

シーンが 1カットずつ切られないで、長いシーンを撮るって言うのは大変ですけど、慣れるとそっちの方が気持ちは流れますね

入り込む

入りやすい、っていうか、はい

自分の出演したドラマなんかはビデオで撮るという

はい、自分では録画してないですけど、撮った物を頂いて保存してあります。 で、(笑)次の質問なんですけど(笑)

役者を やめるかどうか

はい、いつも思ってるんですね。 それは、いつも新しい仕事。 僕らの仕事は毎回違うじゃないですか? だから次の新しい仕事に入る時に、不安で不安でしょうがないんですよ。 自分でこれは出来るんだろうか?って、いつも、もう前の日になると逃げ出したくなっちゃうので

三上さんでもそうなんだ

いえいえいえ、もう、怖くて怖くて しょうがないです。 特に僕は仕事量が少ない(笑)から、間が3ヶ月とかあいちゃうと、もう、怖いんですよね。 だから、そういう時に

その3ヶ月の間、何してるんですか?

何してますかね? 好きな映画みたり、たまってた本をツン読がひとつずつ読んでみたり、好きなことやってますけど。 で、その直前までやってた仕事のビデオをみたりとかして、「なんだ出来るじゃん! 出来る! 出来る! 出来る!」ってって、前の日、撮影の初日の夜中まで見てますね、怖くて、怖くて。

たとえば、今回なんかもね、初日終わりますよね。 どんな風なんですか? たとえば

ど〜〜〜なんで?

次の日、こういう風にやろう、とか、結構やっぱし

そ〜〜〜ですね。 う〜〜〜ん、まぁ、反省、興奮、なんか、ごっちゃごちゃ、ぐっちゃぐちゃになってますね、いつも。

今回、再演ってことなんで、見るほうの人たちもね、逆にリラックスして、本来の楽しみで来てくれますよね。

そうですよね。

好きな人が出来たら積極的に行動する方だ

うん! しますね。 ただ、あたって砕けろ的な、、砕け散ってますね(爆)

砕けないでしょ!?

砕けてますよ(爆)

だって、三上さんが行ったら、ウハウハ状態で。 僕はいつも砕けてんですけど。 行く前に倒れちゃいますけど。

どんな積極的な方法なんですか?

どうでしょうね。 積極的にアプローチしますよ。 ただもう、年齢じゃないとは思うんですけど、最近、あんまりそういう(笑)。
だからね、困っちゃうことがあって、いま自分の『ヘドウィグ』とは別に、自分のアルバムを作ろうとしてて、詩を書いてるんですけど、前はもう、しょっちゅう そういう詩が書けてたんですけど、この年になってくるとね、惚れたハレタみたいな詩がね(笑)、バカらしくて(爆)、書けなくなって(爆)

今は、どんなことに興味があるんですか?

今はですね、さっきもプライベートで夢中になってること、っていうのは、そういうことなんですけど、ちょっと、硬い事になっちゃうんですけど、今、ちょうどアメリカでも ニュースになってますけど、尊厳死の事とか、死刑制の事とか。 あれがね、ものすごく、ここ何年もすごい響いてるんですよ、僕の中で。
ちょっとこないだ見た映画で、これから公開になるんで、皆さんにお薦めしたいんですけど、「海を飛ぶ夢」っていう映画があって、今年のアカデミーの アメリカのアカデミーの外国語映画賞をとった スペインの映画なんですけど。
これは、実際にあった、尊厳死の話で。(映画の説明) ま、そういった尊厳死、逆を言えば延命治療、中絶、う〜ん、そういうのを全部含めると、人が人を裁いていいのかなぁ?とか思うんですよね。 死刑もね、終身刑でいいでしょう?って思うんですよね。 人が人の命を決めてコントロールして裁いてしまっていいのかなぁ〜〜、っていうのとかね、凄い気になってますね。

まぁでもね、日本のね、役者さんって、外国のそれこそ、この前、リチャード・ギアが来た時ね、中国の新しい条例(略)、あぁいうことって、なかなか言いませんよね。

そうすね。 発言するにしては、あまりにも勉強不足では 僕はあるんですけど、もうちょっとだから、勉強してみたいな、と思っていて

でも、僕、ものすごい必要だと思いますよ、そういうこと、意識を持つってことはね、なかなかね、日本はなかなか言わないですけれども。

ほんと、そうですね

そこはまたね、三上さんのいいところですからね

(笑)

て・た では、それは別にして、ぜひ、ぜひ皆さん、観に行ってください。

はぃ、こちら、ロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、6月16日から7月28日までは渋谷のパルコ劇場、そして、7月11日から16日までは、ZEPP東京です。 もし、あれでしたら、全部観に行っていただいても♪

うん、そうですね♪

全部違いますよね

そうですね♪

舞台がね♪

テリーさん、今回、観に来てくださいよ

あ、行きますよ。 あと、CDもね

そうですよね、まもなく発売予定で。 CDが まもなく発売開始される予定です。 先ほどの、こちら前売り開始は、4月17日(日)です。 お問い合わせ番号は、***** 本日のお客様は、なかなかこうやってね、ラジオには出てくださいませんでしたけれども

とんでもないです

はい、今日は楽しいお話でした。 三上博史さんでした。

楽しいお話でした(笑)。

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