第一の妻の声 |
「あなたは私の大切な手紙を撒き散らしてしまった。あなたは私の大切な手紙を撒き散らしてしまった。」
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第二の妻、手紙をちぎり、紙吹雪にして撒き散らしている。
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コプラ |
「奥様、それはもしや、青ひげ公からの恋文ではございませんか?」 |
妻 |
「読んでないからわかりません。」
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コプラ |
「ああ、おやめください。中身が分からなくなってしまう。」 |
妻 |
「空から降ってくる雪を、誰も途中で止めることはできないわ〜。」 |
コプラ |
「こんなことが知れたら、青ひげの逆鱗に触れて、殺されてしまうかもしれませんよ。」 |
妻 |
「それは無理。だって、第二の妻は不死身なの。」
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コプラ |
「富士見といえば」 |
妻 |
「富士見といえば?」
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コプラ |
「バレーマンガ、アタックNo.1の鮎原こずえの出身校が富士見中学。
確か奥様も、中学高校とバレー部に所属し、セッターとして活躍されたとか。」
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妻 |
「まあ。よく調査が行き届いているのね、コプラ。」 |
コプラ |
「ボールを打つ奥様の短パン姿を思い浮かべると、むらむら劣情、でもぐっとこらえる。」 |
妻 |
「ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ 」
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妻、いつのまにかボールを手にして、コプラの顔面にダイレクトアタック。
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妻 |
「クイックA」 |
コプラ |
「フツーに痛い。」
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〜幕〜 |