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『聖響 維納幻想派』 ●ウィーンの喜び!● 2004年11月28日 15:00〜 ザ・シンフォニーホール
指揮者:金聖響 管弦楽:大阪センチュリー交響楽団
※プログラム |
シュトラウスU |
:オペレッタ「こうもり」序曲 |
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:ワルツ「加速度」 |
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:ポルカ「観光列車」 |
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:ワルツ「芸術家の生涯」 |
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:ポルカ「ハンガリー万歳」 |
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:ワルツ「春の声」 |
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:ワルツ「ウィーン気質」 |
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:ワルツ「皇帝円舞曲」 |
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:ポルカ「新ピッツィカート・ポルカ」 |
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:ポルカ「アンネン・ポルカ」 |
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:ポルカ「トリッチ・トラッチ」 |
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ヨーゼフ・シュトラウス |
:ポルカ「騎手」 |
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J.シュトラウスU |
:ポルカ「雷鳴と稲妻」 |
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:ワルツ「美しく青きドナウ」 |
先月に引き続き、またもや行ってきました(笑)。
クラシックの分からない私でもワルツとかポルカだったら楽しめるかな、と、わくわく。 なかなか良いものです、クラシックコンサート(偉そうに)。
今回は正面の席にしました。 色んな席から楽しみたいと思って。 なので、金さんの背中を見ながら演奏聴かせていただきました。 ・・・この席では表情が見られないこと、どうしてチケット購入時に気づかなかったんだろう、私(やれやれ)。 でもっ。 鳥が羽を伸びやかに広げ、舞っているような指揮をされていました。 ほんと、のびやかで、音楽はもちろんの事ながら、後姿みているだけで心地よかったです。
演目の関係でしょうか? お洒落して来てる小学生の姿が多く見られました。 よいことですね〜。
私も幼い頃レコードで聴いた曲を生で聴けて、贅沢な時を過ごせました。 最後は、「ブラボー!ブラボー!!」の声があちこちから。 ”樫尾さんがいっぱい”状態でした。 楽しい演奏会でした。 来年は、”ウィーン古典派”らしいです(また行く気らしい)。 階段を下りてるとき、後ろで「パンを買わなくちゃ♪」と話している女性の声。 やっぱり名物らしいです〜(笑)。
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『聖響 維納幻想派』 ●世紀末ウィーン● 2004年10月17日 15:00〜 ザ・シンフォニーホール
指揮者:金聖響 ソプラノ:大岩千穂 管弦楽:大阪センチュリー交響楽団
※プログラム |
シェーンベルク |
:浄夜 op.4 |
| マーラー |
:交響曲 第4番 |
クラシック、全然わかんない。 でももちろん嫌いじゃない。
金さんがタクト振っていらっしゃるところ、一度でいいから観てみたい。 三上さんの指揮の先生、観てみたい!
ということで、行って来ました、金聖響さんのコンサート。 演目もマーラー!(”1番”足りないけど)。
クラシックコンサートって、頂いたチケットでしか行ったことなかったんですけど、今回初めて自分で購入して行って来ました。 恐るべし、マエストロ鳴瀬望の力(違?)。
席は、バルコニー席。 一度座ってみたかったの、ここ。 金さんのお顔も見ながら演奏、聴けました。 かっこいぃ〜。 手の表情が綺麗〜。 立ち姿が美し〜い。 初めはお顔を観てましたけど、途中から手をずっと見ながら演奏聴いてました。 うっとりする位に綺麗です。 鳥が優雅に羽ばたいているみたいでした。
金さん、「それが答えだ!」当時から、一回り位がっちり大きくなっていらっしゃるようにお見受けしました。 ”鍛えてますな、お兄さん”って感じでした(失礼?)。 この方もとっても腰が低くて、楽団員さんを立てていらっしゃいました。 偉いな。
金さんや楽団員さんの譜面も見られました。 金さんのは全パート書いてるからですか? ものすごいややこしさでした。 それにまぁ・・・分厚いのなんのって(絶句)。 ”本”でした。
マエストロ鳴瀬望の指揮がイメージにあったので、すっごく激しい指揮をされるのかな、と思っていましたが、(曲が和み系だったからか)とても大人しくて流れるような指揮でした。 表情も柔らかく優しくて、指先にまで神経を行き届かせて全身で楽団員の方、お一人お一人に語りかけるように指揮されていました。 「それが答えだ!」最終話で鳴瀬さんがコンクールの時に演奏されたような感じの指揮でした。
ま、そんなこんなで(?)、”違う雰囲気の曲の指揮も見たい”と、来月も行くことに決めたんですが。 もちろん、コンサート自体が楽しくて、こんなクラシックコンサートなら何度も来たいな、と思ったのが一番の理由ですが(誰に言い訳している?・笑)。(^^ゞ
シェーンベルクの「浄夜 op.4」も、マーラーの「交響曲 第4番」も、どちらも非常に和やかな曲でした。 流れている空気が似ているな、と思っていたら、この2曲、同じ年(1899年)に作曲を始められたそうで。 当時の時代の空気や流行がこんなだったのでしょうか(想像)。
「浄夜」は弦楽六重奏の曲だからか、とても柔らかくゆったり時間が流れて、大好きでした。 この曲のヒントとなったという、デーメルの詩がとても温かくロマンティックなようなので機会を見つけてぜひ読んでみようと思いました。
「交響曲 第4番」。 はじめは、「あれ?」と言う位に素直で和やかで。 しばらくしたら、「やっぱり、マーラー(妙に安堵・笑)」って感じの展開になりました(嬉)。 演奏する人、面白いんだろうな〜、これって、、、と思ったんですけど、どうなんでしょう? やりがい、ありそうです。 この曲も和み系だと思いましたけど、次々と色んな楽器の出番があるのです。 とっても楽しかったです。 わくわくしました。 マーラーの曲って面白い、と思いました。
演奏が終わってロビーに出ると、黒山の人だかり。 ”なんだ、なんだ?”と寄っていくと(笑)、パンが売られていました。 名物なんでしょうか? 美味しかったです(←買ったらしい・笑)。 |