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【スタッフ・キャスト・ストーリー・記録・感想】 【ほんじょー写真館】 【本城さんのお仕事】

【スタッフ】 プロデューサー:小椋久雄・塩沢浩二、演出:小椋久雄、
脚本:北川悦吏子(1・4・7・10・12話)・沢村一幸(2・5・11話)岡田惠和(3・6・9話)・両沢和幸(8・12話)、
主題歌:「夢 with You」久保田利伸   
※”脚本”の担当シナリオは、ノベライズ本より


【キャスト】
三上博史(本城裕二):アーチスト 西田ひかる(白金葵:ポンタ):マネージャー 武田真治(松田伝次郎):マネージャー
森本レオ(橿原正):社長 手塚理美(結城真理):売れっ子雑誌記者 東幹久(日向麗太):売れっ子スター
鶴見辰吾(武藤慎一):レコード会社課長 相田翔子(平栗洋子):社長秘書


【ストーリー】 帰ってきた! あいつが帰ってきた!!  帰ってきたのは、本城裕二。 突然の充電宣言以来、NYから2年ぶりにまたまた突然帰ってきた。 大スターだったのだ、当時の彼は。  時は残酷、というか、それまでにやってきたことの結果がこれだった、というべきか。 ファンは去り、彼の顔を(良いイメージで)覚えている者はほとんどいない。 本城で成り立っていた事務所は日向麗太で成り立ち、事務所のメンバーは本城とは対照的に素行も性格も売上も良い日向をこの上なく大切にしている。 そこにアノ本城が帰ってきた。

のちにマネージャー・葵(ポンタ)が 「本城さんて、凄い人だと思います。 これだけ追いつめられても、全然危機感持ってくれないし、アーティストの誇り失わないし、どんな人にあっても態度でかいし・・・(褒めている)」
(ノベライズ本より) と本城本人に告げたとおり、根っからのアーチストである彼は、人や世間の物差し・言動・思惑に一切左右されない。 自分を信じ、プライドもめちゃくちゃ高い。 その基準・言動が半端じゃない。 彼が言うと非常に説得力がある決め言葉、「小さくまとまんなよ!」  本城はとにかく ”でかい”。

夢を作る仕事に憧れマネージャー業についた葵。 まだまだキャリアの浅い葵がハチャメチャな本城にてこずりながらも、しだいに本城の作り出す音楽・才能・人間性に惚れ、今や ”業界のゴキブリ男” と言われるようになった本城とともに10年遅れた日本の音楽シーンにうって出る。


【記録】 1993年春 全12回  CX系OA
DVD・ビデオ:なし(♪私ま〜つ〜わっ、いつまでも ま〜つ〜わっ♪  byあみん)
ノベライズ本:あり(1〜11話は、ほぼドラマと同じです)


【感想】 もう、本城さん、最高!! この役を出来るのは、普段から小さくまとまっていない三上さんだけ。 ほんとに痛快です。 このドラマを観た後は、どんな状況下でも思いっきり空気を吸って元気になれる感じ。  三上さんのキャラは最強だけど、他のキャストの方のキャラもめちゃくちゃ濃い。 濃さと濃さの大バトル。 セリフも楽しさ満点でした。

”平均点80点”の大スター日向が、”0か100”の本城に負けじと言い返しても全然相手にならない。 本城に ”羊羹とお前が大嫌い”と言われた松田も吹っ飛びキャラ。 松田は本城だけでなく後輩マネージャーの葵にも何度殴り飛ばされたことか。 本城さんは ”しょんべん臭い(本城:談)”葵とのペアーもなぜか似合っていましたが、やっぱり ”私は私が一番可愛いわ♪”と言い切る真理さんとのふたりのシーンが素敵でした。 他の誰にも見せない甘い表情の本城さんです。 親友武藤さんもすごかったですね〜、ずっと裏声でした(なぜ?・笑)。 社長と秘書のやりとりも楽しかったし、社員全員の笑っちゃうくらいに素直なリアクションも最高!でした。

良くぞこのキャストをそろえてくださいました、良くぞこの作品を作ってくださいました、って感じです。

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