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【スタッフ・キャスト・ストーリー・記録・感想】 |
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【スタッフ】 |
監督:林海象 配給:東宝
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【キャスト】 |
高嶋政宏(地獄極楽丸)、安田成美(鉄砲百合)、東千代ノ介(徳川家康)、
鰐淵晴子(神に仕えるZIPANGの女王)、平幹二郎(ZIPANGの王)、三上博史(かわら版屋さん)他
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【ストーリー】 |
お尋ね者の地獄極楽丸。 その首を狙う賞金稼ぎの鉄砲百合。
ひょんなことから、伝説の黄金の国 「ZIPANG」 の鍵を手に入れてしまった地獄極楽丸は、その鍵が何であるかを知る人々からも命を付狙われる事となる。 知り合った原始人?と行動を共にするうちに、彼もまたZIPANGへの道を求めてやまない人物であることを知る。 彼の目的は、、ZIPANGにいる恋人との約束を守り、その恋を成就させること。
それを知った地獄極楽丸と仲間たち・鉄砲百合とその仲間は、彼と共にZIPANGへ旅立つ。 次々と降りかかる多くの困難を乗り越え、この恋は成就されるのか? また、地獄極楽丸と鉄砲百合の関係はどう変わってゆくのか?
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【記録】 |
1990年 東宝系にて
DVD:あり
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【感想】 |
三上さんは、冒頭、高嶋(兄)演じる地獄極楽丸の首に 「賞金がかかったよ〜!」と報じる、かわら版屋さんとして登場されます。 ほんの1・2分ってところなんですけど(笑)。 すっごく楽しそうに、集まる人が興味持つように話されてて、「さすがね♪」です。(^^ カツゼツいいですから、ほんと、分かりやすくていいです〜♪
最初、三上さん登場シーンが終わったら、後は観ないつもりだったんですけど(笑)、アニメのテンポでとっても楽しくて、結局最後まで観てしまいました。 見るからに悪人集団って人たちとか、座頭一、丹下左前、フェンシングの西洋人(誰?)、真っ黒け集団(笑)、武蔵・小次郎。 こういう人たちを 高島(兄)が、ゴルフのクラブを変えるようにして色んな刀を使い分け、楽しそうにバッタバッタと倒していくわけです。 まぁ、強い、強い。 高島(兄)の旅の仲間も、孫悟空のメンバーみたいに個性豊かで楽しいです。
ゾウの花子ちゃん?(『二十世紀少年読本』に登場した象さん?)、ZIPANGの王や女王・戦士たち・若者、忍者、徳川家康等々、次から次へ色んな世界のものが飛び出してきます。 美術がとてもとても綺麗だったし、とっても真面目な 「恋とは?」 というテーマもしっかりあって。 痛快冒険時代もの(そんなジャンルあるの?・汗)、って感じがするのですが、なかなか深いな〜と思ったんですよ。(^^)ゞ
それにしても、恋って残酷ですね。 あそこまでの試練を乗り越えても、その人だけを求めてやまない気持ち。。。私は何度生まれ変わっても持てそうにありません。(>_<) ひとりでいることにするか、何千年も待ち続けている間に(笑)、「こんなに結ばれないんだったら、運命の人はもっと他にいるかもね」 なんて事、考えちゃいます、きっと。 ほんの数年でもそう思っちゃってます〜(苦笑)。
・・・寂しい人だな、私。 Σ( ̄□ ̄;
それから最後に。
平幹二郎さん、皮膚呼吸できていたのでしょうか〜? 観ている間中、とっても心配でした。(^^)ゞ
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